秋の衣替え 夏物の仕舞い洗いはしっかりと
11月になりました。
師走の足音もそろそろ聞こえてきそうな感じですね。
今年は夏様の季節が長く、10月中も暑さが続き、
突然に寒くなったため、衣替えの時期も10月後半になって突然⁈といった感じでしたね。
冬物を急に引っ張り出して着ることになってしまいましたが、
まだお手元に残っている収納前の夏物は、来シーズンもまた気持ち良く着られるように
しっかりクリーニングやメンテナンスをして保管しましょう。
夏の衣類は特に汗や皮脂やほこりなどにさらされる機会が多く、一度でも袖を通したものは
しっかりお洗濯をされてからおしまいにならないと、黄ばみや変色、匂いやカビ、虫食い
などの被害が発生してしまいます。
お気に入りの服がそんなことになってしまうとかなりのショックです。。。
黄ばみは衣類に付着している汚れと酸素が化学反応を起こして変色(黄変)する現象です。
りんごが空気に触れると茶色くなる、みかんの汁がついた布が時間を経て茶褐色になるのも
その「酸化」による化学反応です。
空気中の酸素を取り除いてしまうことはできませんが、汚れはクリーニングで取り除くことが
できます。もちろんご自宅でのお洗濯でも。
しかし、洗濯絵表示を見るとご家庭では洗えないものもございます。ご家庭のお洗濯では
落としきれない汚れもあると思います。
皮脂汚れはドライクリーニングで取り除くことができますし、汗はウエットクリーニングで
キレイになります。当店では両方の洗い方で夏の汚れをさっぱり洗うダブルクリーニングも
承っております。ついてしまったシミも、部分的なしみ抜きをすることができますので
ぜひご利用ください。
また、着用によるキズや穴あき、ボタンがとれてしまった、裾がすりきれてしまったなどの
トラブルも当店のリペアサービスでメンテナンスいたしますので、こちらもお気軽にお尋ねくださいね。
事例はコチラから【Befor → After 事例集】
今年は気温の幅が広く、着るものを選ぶのにも一苦労ですね。
気温ごとの衣類の組合せをイラストにしてみました。
日中気温が上がっても、20℃を下回ってくる夕方には薄手のジャンバーのような上着は必要です。
防寒着の目安は15℃前後でしょうか。
10℃以下なら厚手のコートやダウンが必須ですね。ご参考になれば幸いです。
衣替えは、衣類の整理、メンテナンス、ワードローブの確認などができるよい機会です。
夏物の仕舞い洗いと共に、春の洗い忘れ品や保管中のトラブル品なども再点検してみて
ください。
季節の変わり目です。健康の方にもどうぞお気をつけて、深まる秋を楽しめますように。